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プロポリス　聞いた事があると思います。良く聞かれるのが、ローヤルゼリーとどう違うのですか?という質問です。
簡単に言うと ローヤルゼリー は女王蜂が食べる栄養素、(ハチミツは働き蜂の越冬の為の栄養素です) プロポリスは蜂の巣に作るヤニ。 外部からの細菌の進入を防ぎ巣の中を清潔に保つ働きをします。 そして古くからその存在が洋の東西を問わず知られローヤルゼリーは滋養強壮に、プロポリスは天然の抗生物質として民間伝承されてきました。 なお現在でも世界中で特にヨーロッパ、アメリカ等では沢山の人達に愛用されています。

プロポリス(propolis)とは、ミツバチが野外から採取した植物の樹脂などを練り合わせ、巣の内面を内張りしたり隙間を埋めるのに使う物質。語源は、ラテン語のpro(=前、防御)、ギリシャ語のpolis(=都市)である。同じ蜂産品であるローヤルゼリーやハチミツなどと違って採取できる量は非常に少なく、人為的には増量合成のできない貴重品で、古くから民間薬、強壮剤として世界各地(特に欧米)で用いられてきた。殺菌性、抗酸化性、抗炎症性、が知られています。
プロポリスを集める性質を持つのは、木の洞などの中に巣を作るミツバチのうち、セイヨウミツバチのみである。亜種のニホンミツバチを含むトウヨウミツバチなどはこれを集めない。ミツバチの巣の隙間を埋めて密閉性を良くし、巣内の環境から有害な微生物を排除するための物質としての役割を果たしている。
古代ギリシャの哲学者アリストテレスの「動物誌」には、プロポリスがいわゆる感染症などの治療に適している事が記されています。
現在ではドイツのハーブステイン教授が「抗生物質はウイルスや真菌類にはあまり役立たないが、プロポリスには期待がもてる。また、細菌は抗生物質に対する耐性をつけるが、プロポリスに対する耐性については全く知られていない」　と示唆に富む指摘をしている。

基本的にはミツバチの生息環境に生育する植物の樹脂の混合物であり、その性質は採取される地域、植物によって含有微量成分に差異が生ずる事が指摘されています。
もちろん原産国が違えば周辺環境も異なりますので、産地による違いはとても大きいのです。
プロポリスはブラジル産が高品質として有名ですが、その理由は、
☆ミツバチ(アフリカ蜂化ミツバチ)の性質が大量のプロポリスを集める能力を持っている。
☆広大なアマゾンは薬草の宝庫といわれ、ユーカリやアレクリンなど薬効を含む植物が豊富。
☆アマゾン流域は亜熱帯で湿度が高く、ウイルスやバクテリアなどの外敵が多く存在する為、強力な抗菌力を持つプロポリスが必要となる。
以上の3つが高品質プロポリスとなる主な理由です。

アレクリンとは、アレクリン(バッカリス・ドラクンクリフォーリア)は、ミナスジェライス州の特定の地域のみ植生している1～2m程のローズマリーに似た植物です。
ローズマリーは緊張の緩和や、抗炎症、抗酸化、抗菌作用などが知られているハーブの一つですが、その効果を遥かに凌ぐのがアレクリンといわれており、アレクリンこそがプロポリスの優れた作用の源として注目されています。
ブラジル現地ではアレクリン由来のプロポリスが最上級と認知されています。